メアリー・ウェインライト・小早川
名前:
メアリー・ウェインライト・小早川(Mary Wainwright Kobayakawa)
年齢:
43歳
身長:
168cm
体重:
52.3kg
スリーサイズ:
B81 W58 H79
国籍:
日本(帰化、イギリス出身)
出生地:
イギリス、ロンドン市ランベス区ヴォクソール
居住地:
日本、新宿区高田馬場近郊
階級:
バンタム級(現役時)
バイオグラフィー:
エミリの母親。元プロボクサー。イギリス人。
ロンドン出身。父親は秘密情報部(俗にMI6と呼ばれるイギリス政府機関)の高官だった。
淑女の嗜みとして9歳の頃からボクシングを習い始める。素質があり、13歳の頃ロンドン地区大会で優勝、全国大会でも3位の成績を納める。
17歳の頃にプロライセンスを取得。ヨーロッパ地域のランカーになる。19歳のころにはヨーロッパ王座を獲得する。だがその後の世界の壁は厚く、世界ランク戦ではヨーロッパランク戦ほどのキレがなく、敗戦を重ねる。結局22歳の頃に失意のうちに引退を決意、世界チャンピオンにはなれずじまいだった。
夫、つまりエミリの父親である日本人・小早川博也と出逢ったのは22歳の引退後のころで、警視庁公安部の外事警察官の博也が父の職場であるMI6への研修で訪英し、父が家に招いたのがきっかけだった。メアリーは警察官で武道に通じていた博也と意気投合し、それが恋愛へと発展していった。交際は博也が1年の研修を終え帰国したあとも続き、23歳の頃日本に渡り結婚する。24歳の頃エミリを産む。
ルネ・フィヨン・朝宮とは現役時代2度対戦したことがある。1度目はヨーロッパ王者のころで、その頃駆け出しのヨーロッパランカーだったルネをヒット・アンド・アウェイで翻弄し6RKO勝利を納めている。だが、2度目の対戦である世界ランク戦では、斜陽期に入っていたメアリーはKOこそされなかったもののルネの攻撃的なボクシングの前に惨敗を喫してしまった。メアリーはルネをボクサーとして高く評価しており、娘のエミリにボクシングを勧めたとき、エミリが調べたジムのリストの中にルネのジムがあったのを見つけたメアリーはここに入るよう強く勧めた。エミリのプロライセンス取得を機に再びボクシングに関わるようになり、トレーナーの資格を取得。ルネ不在時は朝宮ジムのボクサーのコーチングをしている。
エミリのボクシングについては、自分があまり強くなかったと思っているため口を出さずにルネに任せている。だが、エミリはメアリーの現役時代のビデオを見ており、彼女の急所を狙ったパンチは母のものを真似したものである。
外見:
エミリと同じくブルネットの髪を持ち、顔はそばかす顔、赤い瞳を持つ美しい女性。
性格:
性格は穏やかで優しく、英国淑女といった感じの女性。礼儀作法がしっかりと身についている。良妻賢母である。
ファイトスタイル:
現役時のファイトスタイルはオーソドックスのボクサーファイターで、脚力を生かしてヒット・アンド・アウェイで攻めていくタイプだった。ただ、打たれ弱く、相手に捕まってしまうと脆かった。得意のブローは相手の急所を正確に狙った左ジャブ、左右のフック、ボディへの右アッパー。